~就職氷河期世代の方の正社員就職を支援~
厚生労働省は、就職氷河期世代の方の正社員就職を支援するため、業界団体などと連携し、「短期資格等習得コース」事業を新たに開始します。
この事業は、正規雇用を希望しながらも不本意に非正規雇用で働いている就職氷河期世代の方に向けて、短期間で資格が取得でき、職場実習を組み合わせた出口一体型の訓練を行うものです。訓練は、正社員就職につながる資格の取得に向けたプログラムの実施を業界団体などに委託し、一般的な訓練期間よりも短い1~3か月程度の期間で行います。さらに、仕事や子育てなどを続けながら受講しやすい夜間や土日、eラーニングなどの訓練も提供します。
また、このコースは、職業訓練受講給付金の給付対象となる訓練ですので、支給要件に該当する場合、給付を受けることができます。
厚生労働省では、令和4年度までの3年間で10,000人以上の方に訓練を実施できるよう計画しており、このたび、訓練を実施する、IT、運輸、建設、農業などの業種の11団体を決定しました(別添2)。各団体では、準備が整い次第、順次募集を開始する予定です。
◆本事業の対象となる方
本事業の対象となる方は、訓練支援開始月前月の末日(基準日)時点で、以下のa~dおよびeまたはfに該当する方です。
a. 35歳以上55歳未満の方
b. 安定した雇用を希望されている方
c. 公的職業訓練を受講していない、または受講する予定のない方
d. 国及び地方公共団体の補助金、委託費、助成金等の対象でない方
e. 基準日からさかのぼって、過去1年間正社員として雇用されていない方、かつ、基準日からさかのぼって直近5年間に正社員としての雇用期間が通算1年間以下の方や概ね1年以上、臨時的・短期的な就業を繰り返す、あるいは臨時的・短期的な就業をと失業状態を繰り返すなど不安定就労の期間が長い方、非正規雇用の就業経験が多い、あるいは就業後の就業期間が短い方など、安定した就労の経験 が乏しい方
f. 業界団体傘下企業等が雇用する非正規雇用労働者の方
詳しくはこちらをクリック
0コメント