新しい働き方・休み方

新しい働き方・休み方が始まっています。

休暇をとって、春を感じませんか?

厚生労働省では、年次有給休暇(以下「年休」という。)を取得しやすい時季に集中的な広報活動を行っています。

年休の取得率については、令和元年に56.3%と、前年より3.9%上昇し、過去最高となったものの、依然として政府目標である70%とは大きな乖離があります。

年休の取得促進については、「ニッポン一億総活躍プラン」において「企業における労使一体での年次有給休暇の取得向上」が掲げられており、また、労働基準法の改正により、平成31年4月から、全ての企業において年10日以上の年休が付与される労働者に対する年5日の年休の確実な取得が求められているところです。
一方、新型コロナウイルス感染症対策として、新しい生活様式が求められる中、新しい働き方・休み方を実践するためには、計画的な業務運営や休暇の分散化にも資する「年休の計画的付与制度」や労働者の様々な事情に応じた柔軟な働き方・休み方に資する「時間単位の年休制度」の導入が効果的です。
「年休の計画的付与制度」とは、年休の付与日数のうち5日を除いた残りの日数について、労使協定を締結すれば、計画的に取得日を割り振ることができる制度です。
また、「時間単位の年休制度」とは、労使協定を締結すれば、年5日の範囲内で時間単位の取得が可能となる制度です。
新しい働き方・休み方を実践する第一歩として、年休を上手に活用しましょう。

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村田社会保険労務士事務所

山口県宇部市で社会保険労務士業を行っています。人事・労務管理、コンサルティング、アウトソーシング、労使トラブル・労働相談、助成金・派遣申請など 755-0072 山口県宇部市中村3-8-20 関連:(有)社会保険適用事業主連盟・宇部適用事業主連盟 村田社会保険労務士事務所